今日は正直なところ、失敗しました。
職場で問題児の人がたくさんいるのですが、その中の一人に本当のことを言ってしまったのです。
問題児と私が思う人について、簡単にお話しますね。
まず、何か起こったときに自分を省みず人のせいにする人。
冷静に対応できず、子供じみた感情的で大騒ぎする行動をとる人。
自分を守るために、内省できず人を恨み、ねたむ人。
これがプライベートならそれでいいのです。
ただ、職場の場合、そこはお金をもらって働く場なのですから、社会人としてこれでいいのかな? と思う言動を取る人を私の中ではこっそり問題児と認識して、対応しているのです。
私は決して上から対応している訳ではなく、どちらかというと、問題を起こさないように、相手の気持ちを荒げないように、やんわり接して理解をしめして、親のように受け入れていたともいえます。
ところが今日、ついにその堤防が破れてしまったのです。
それは彼女がとある上司の男性を非難したことからはじまりました。
その上司とのことはつい最近始まった訳ではなく、長い長い経緯があります。
彼女が人に要求することが大きい。でも、彼女はそれを自覚していない。
だから、上司が仕事上のキャパで相談にのったとしても「親身ではない。私をかばってくれない」という、底なしの要求にはこたえきれないのも事実。
そして上司自身、逃げ腰なのも本当の所です。
ことの発端は、先週、彼女があんまり自己中心的な考え方をしていたので、つい、「あまり上司に期待するのをやめたら? 諦めたらどうかな」と言ってしまったことが始まりでした。
私にとっては何気ない、でも、かなり強烈な一言だったと思います。
その本音としては、期待しすぎていることに気付いてほしいこともあったけれど、自分の要求を通すには、ただただ、鍵をこじ開けようとすることではなく、他にドアがないか探してみたり、少し時間を置いてみたり、隣の家から声をかけてみたり、手紙を置いて返事を待ってみたり、などなど、色々な方法があると思ったからです。
彼女のように、自己憐憫が強く、大袈裟で、自分を正当化するタイプは、他の道を見つけられず、扉を開けない人を恨むばかり。
それでつい、そう言ってしまったのです。
その言葉をずっと忘れられなかった彼女は、その怒りが今日まで自分の心の鍋でグツグツ温めふくらませていたのでしょう。
「私にこのつらさを一人で抱えて、ボロボロになって、壊れるまで我慢しろっていうの!? 上司に期待するなっていうのはそういうことでしょう?」
と私を責めて泣いたのです。
私はまず彼女をなだめ、それが真実ではないことを伝えました。
そして、彼女が一方的に話す、私への想像からくる嫉妬と妬みの言葉にも耐え(いわゆる、あなたは特別に恵まれている という思い込みからくる言葉)、彼女に我慢した後で伝えたのは次のことです。
私はあなたに、我慢したほしい訳でも、崩壊してほしい訳でもなく、上司という人柄をそのままを受け入れて、その上で、自分の要求を通したいことがあれば、頭を使って行動してみない? という具体的な案でした。
でも、彼女が求めているのは、冷静な行動ではなく、いかに自分がかわいそうかを理解し、かばってくれる大きな愛なのでしょう。
でも、その愛は、職場の人間では与えられないのです。でも、彼女は自分が正しいと思っているので、そこがわからない。
私はついに本当のことを言ってしまったのです。
「あなたは感情的すぎる。理性で物を考えれていないと思う。でも、そういうあなたを、みんながそれを許してくれているんじゃない?
そして、あなたの上司も、あなたが思うような至らない部分を持っていたとしても、許してあげてもいいんじゃない? あなたが許してもらっているように。
私自身も至らない部分がたくさんあるけれど、それをみんなに許してもらって働いていると思う。
それが私のいう、人に期待しないっていうことなの。
だから、まず、相手を許してみない?
でも、私はあなたが我慢することがいいとは思ってないの。だから、いい方向に進むように、一緒に考えようよ」
というようなことを伝えたのです。
でもね。
家に帰って考えると、彼女にこの言葉の通りに受け取ってもらうのは、難しかったかなと思うのです。
自分が人に許されている程の存在だと、彼女は気づきつつ、認めたくなかった。つまり、彼女が感情的になるのは、周囲が悪いからで、自分が悪くないからだったのです。
その価値観を崩した時、それに耐えられる強さは彼女にはありません。だからこそ、彼女はひとを恨み、人のせいにすることで、自分を守っているのですから。
その彼女に伝えるには厳しい言葉だったと反省しています。
一緒に考えようと言ったのは、私の誠意です。
本当は彼女みたいにみんなに迷惑かける人は、どうかと思う。でも、一緒に働く仲間として、助けられるのなら、私にできることは、話を聞くことと、一緒に考えてあげることだけ。
感情に同調して大騒ぎして、誰かを責めることではないのです。
でも、今回の言葉は彼女には無理だったかな。傷つけてしまっただけであれば、私が言った言葉は無意味ではなく、有害だった、とも言えます。
ここまで人に言うこと自体、私も人に期待している、ということかもしれません。期待していなければ、伝える必要もなかったことで、今まで通り、彼女そのままを受け入れてあげていればよかったのですから。同僚として…。
後味が少し悪い出来事でした。
たぶん、私の気持ちが彼女の上司寄りだったからかもしれませんね。
きっと、このままではすまないだろうな。また何かあれば、書きますので、聞いてくださいね。反省をこめて。
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