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何になるのかではなく、どんな人間になるのか 「賢者の書」喜多川泰さん著

皆さん、こんにちは。
白猫です。
 
今日も素敵な本を紹介させてくださいね!
 
 
とにかく、一気に引き込まれる、すごく面白い本でした!
 
文章と物語性が突出しています。 
 
喜多川泰さんのデビュー作ですが、この作品だけでも才能がわかります。
 
 
自己啓発の内容を、ここまで小説として面白く書けるなんて
本当に素晴らしいです。
「賢者の書」喜多川泰さん著
 
 
 
簡単にあらすじです。
 
 
生活に疲れたアレックスは、辛い仕事から逃げ出し、
単身旅行に出ます。
 
その旅先で知り合った、サイードという少年。
 
少年は、9人の賢者と出会い、
学びを得て一冊の本を完成させる旅をしているとのことでした。
 
 
今日この公園で9人目の賢者と会うことになっているというサイード。
サイードが寝ている間に、読んで構わないと言ってもらった賢者の書を
読み解くアレックス。 
 
その中にはサイードが旅をしながら得た、
貴重な気づきが散りばめられているのでした。
 
 
9人の賢者から得たことが、1つ1つ章ごとにまとめられていて、
どの章からも学びがあります。
 
その学びをいくつか紹介させてくださいね。
 
 
 
「自分を他人よりも価値のないものとして卑下してはいけない
自分を他人より優れているものとして傲慢になってもいけない。
 
自尊心と他尊心は常に同じ高さでなければいけない。
 
自尊心を高めるということは、
同じ高さまで自分以外のすべての人間に対する
他尊心を高めるということになるのだ」
 
「人は何になるのかを考えるが、どんな人間になるのかを考えなければいけない。
 
子どもの頃から何になるのかばかり目標にして、
役人、医者、学者など、何になれば幸せになれるかばかり追い求める。
つまり何になるかを目標設定している。
 
例えば、人の話を聞くのが好きな若者が、人の話を聞いているうちに、
その人たちが元気になっていく様子を見て、医者になった。
その医院では、先生が話を聞いてくれるだけで治るという評判がたち大繁盛した。
ところが医者にさえなれば同じように幸せになれると思った人たちが、
子供を医者にしたけれど、「どのような人間になるか」がなく、
「何になるか」だけで医者になったものは成功しなかった。」
 
など示唆にあふれています。
 
 
何になるのかではなく、どのような人間になりたいのか。 
これはものすごく重要なキーワードだと感じました。
 
 
「人生は一冊の伝記を書いているようなものである。
誰かがあなたの伝記を読んだときに、
この人なら成功する、この人は失敗するだろうと、読み取っているでしょう。
もしあなたの人生を本にしたと想像して、
人が読んだときに、この人は成功すると思われる生き方をしなければならない」
 
 
なるほどと思います。
 
 
「生きていくための仕事は当然した方がいい。
ただし、その仕事以外に1日2時間、お金以外のために働いてみる。
 
人生の最期に、今があるのは、あの時の無償の時間のお蔭だった、
ということが最後にわかる」 
 
 
生きるための仕事(お金のための仕事)以外に、自分自身のため、
人の役にたつための時間を作る
 
 
 
これもすごく素晴らしい示唆だと感じました。
 
 
そして、最後に、この言葉がすべてを言い表しています。
 
「真に学ぶ姿勢がある人にとっては、すべての人が師になる

 

教える側が賢者ではない。学ぶ側が賢者なのだ」

 

 
 
あっという間に読めて、年齢も中学生以上なら読める内容ですが、
奥深く、何歳の方が読んでも、気づきがあると確信しています。 
是非、読んでみてくださいね!
 
 
今日も長い文章を読んでくださってありがとうございます。 
 
皆さんにたくさんの良い気付きが訪れますように。
ありがとうございます。
 
白猫
 

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