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言葉の力  By 池田 晶子さん

14歳からの哲学を書かれ、2007年に若くして逝去された池田晶子さんの書きおろし「言葉の力」が中3の息子の教科書に載っていました。

読んで、とても共感し、その言葉をお伝えしたくて、一部、抜粋して掲載させていただきたいと思います。 

 

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言葉を信じていない人は、自分のことをも信じていない。

しかし、自分を信じていない人生を生きるのは、とても苦しくて大変だ。

言葉ではああ言ったけれども、本当はそう思っていない。

そんなふうにしか生きられない人生は不幸だ。

言葉と自分が一致していない人生は不幸だ。

 

だから、本当の自分はどこにいるのかを、人はあちこちに探し求めることになる。

しかし、本当の自分とは、本当の言葉を語る自分でしかない。

本当の言葉においてこそ、人は自分と一致する。

 

言葉は道具なんかではない。

言葉は、自分そのものなのだ。

だからこそ、言葉は大事にしなければならないのだ。

言葉を大事にするということが、自分を大事にするということなのだ。

自分の語る一言一句が、自分の人格を、自分の人生を、確実に創っているのだと、自覚しながら語ることだ。

そのようにして、生きることだ。

 

言葉には、万物を創造する力がある。

言葉は魔法の杖なのだ。

人は、魔法の杖を使って、どんな人生を創ることもできる。

それは、その杖をもつ人の、この自分自身の、心の構え一つなのだ。

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いかがでしょうか。

私はこの文章を読んで、まさに言葉の力を感じました。

 

私は、言霊はあると思っています。

言葉にしたことが実現するというのは、本当にあると思うのです。

そう考えると、池田さんがおっしゃるように、言葉は魔法の杖ですよね!

 

「どうせ」「しょうがない」「あいつなんて」のようなマイナスな言葉を使っていれば、そのような世界になっていくのも自然だなと思うのです。

 

人の文章を読んで、自分の意見と一致した時、自分の考えを言葉にしてくれた喜びとスッキリ感があります。 

 「言葉の力」の文章から、みなさんにも気付きがあれば嬉しいです。

 

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コメント

私は中学3年です。
今、「言葉の力」を習っていますが、なかなか難しくて内容が理解できません。
わかりやすく説明していただけるでしょうか。
お願いします。

投稿: | 2010年11月26日 (金) 00時46分

「言葉の力」言葉には人間の気持ちとか考え方とか意志とか感情とか理性とか諸々が反映され、凝縮され、或いはうわずってあなたや私から滑り落ちてくるもの。私が「あいつ嫌い」と言う時、その言葉の背後には「私」がいる。だから、言葉には実質の害も益も力はない。「嫌い」という言葉を聞いてそれに反応するのは、言葉ではなく、聞いて考えている私そのものだから。池田さんの言いたいのは、「あんなやつ」という言葉の背後にある「私」を考えてみては、という勧めではないでしょうか。さて、なぜ、「私」はあいつが嫌いなのでしょう?

投稿: | 2011年8月23日 (火) 11時55分

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