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カリール・ジブラン 「結婚について」

私は以前からちょうどいい距離ってどのくらいだろう、と考えていました。

すごく仲のいい友人だったり、家族だったりすると、距離感が近いのは嬉しいし、心強いのです。でも、あまりに近すぎると居心地悪くなる。

この近さっていうのが、どのくらいならいいのか、考えていたのです。

そんな距離の近さをまさに言い表したような詩を発見したので、転記させてくださいね。

カリール・ジブラン

「結婚について」

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 あなたがた二人は一緒に生まれた。
 それで、いつまでも一緒なのです。
 共に過ごした月日を死の白い翼が散らしても、
 あなたがたは一緒なのです。
 
 まことに、神の静かな追憶のうちでさえも、
 あなたがた二人は一緒なのです。
  
 しかし、それほど一緒の二人のあいだにも、
 自由な空間を置きなさい。
 
 愛し合っていなさい。しかし、愛が足枷にならないように。
 むしろ、二人の魂の岸辺と岸辺のあいだに、動く波があるよう。
 
 おたがいの杯を満たし合いなさい。
 しかし、同じひとつの杯からは飲まないように。
 
 おたがいにパンを分け合いなさい。
 しかし、同じひとつの塊を食べないように。
 
 一緒に歌い、一緒に踊り、共に楽しみなさい。
 しかし、おたがいに相手をひとりにさせなさい。
 
 ちょうど、リュートの弦がそれぞれでも、
 同じ楽の音を奏でるように。
 
 おたがいに心を与え合いなさい。
 しかし、自分をあずけきってしまわないように。
 なぜなら、心というものは、あの生命の手だけがつかむもの。
 
 一緒に立っていなさい。
 しかし、近づき過ぎないように。
 なぜなら、神殿の柱はそれぞれ離れて立ち、
 樫の木と杉の木は、おたがいの陰には育たないのですから。

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いかがでしょうか?

私はこの詩に、100% 同感したのです。

まさに私が言いたいことを、文学的なニュアンスで伝えてくださって感動です。

結婚しても、お互いが個人であること。
それが結婚、家族、友情を長く保つ秘訣だと思うのです。

 

・相手と同じ物事を所有し合わないこと。

・相手の考えまで足を踏み込まないこと。

・自由を与えること。

・相手の心や考えは相手のものであること。

・相手と自分の間に距離を置かないと、お互いが育って行かないこと。

 

すごく示唆に満ちた詩だと思いました。

距離を置くのは、決して冷たい訳ではなく、自立した者同士でないと、結果として倒れてしまうということだと思うのです。
束縛も、干渉も、結婚にはプラスにならないと思います。

パートナーと良い関係を築けたら、この上ない味方がいる喜びで、とても心強いと思います。
せっかくの縁ですから、大事に育てて行けたら素敵だなと思います。

 

この詩は、結婚について、という詩ですが、私はすべての人間関係に通じると思いました。

私がうまく言い表せなかったことを、言い表してくれたこの詩に感動しています。

信頼関係を持って、相手を尊重し、お互いに少しの自由を持つこと。

過度に寄り掛かられる負担もなく、相手に依存することで、その人を失うことを不安に思うこともない。

尊重と愛が共存しているなんて本当に素敵です☆

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